重要土地等調査法
防衛関係施設等の周囲（1,000メートル）及び 国境離島等にある土地や建物等が機能阻害行為（重要施設や国境離島等の機能を阻害する行為）の用に供されることを特に防止するために注視区域として指定する法が閣議決定され施行された。
この件で国から要請があった場合、地方自治体は個人情報を提供する。
機能阻害行為があると認められた場合、国は勧告や罰則を行う。
⚫︎監視社会と市民の反応
去年の夏くらいだったかな、議員控室にお知らせが入っていて
これはなんだー！となって本部相談役に聞いたり担当課に問い合わせたりはしていたもののそのまま時は過ぎ。
最近になって支援者の方から「これはなんですか？！」と問い合わせがありました。
共有LINEでも話題が出てやり取りしていたところ、沖縄支援に行っておられる方から沖縄現地での強い拒否反応、警戒のレポートが届き
最近になって、れいわの他の地方自治体議員の間でも話題になるなどし。
⚫︎新宿区の対象は７万人
情報共有である自治体では監視が２万世帯にのぼるというので、れいわ相談役から「すごい規模ですね」という反応がありました。
予算特別委員会で質疑したところ、新宿区は７万人が監視対象。
地図で確認したら市ヶ谷の防衛省を中心にドーナツの形に範囲指定されてました。
自宅もバッチリ含まれております…。
⚫︎機能阻害行為とは
国による監視行為もさることながら、何を持って機能阻害行為だというのか、色々ふわっと曖昧なところが問題となっています。
区からの回答は「車両を止めたり電波を飛ばしたり」と具体的な例が出ました。
それならそうと明記してくれたらいいのだけれどあくまでも「等」なんですよね。
⚫︎地価が下がるかも、とか
なぜか防衛省そのものは指定から外されています。
審議会の議事録ちょっと見たら、どうも防衛省そのものを指定するにはいろいろ別の障壁がある模様。
市ヶ谷は特に話題に登っていて、あの辺りは経済活動が非常に活発なので特別注視地区に指定するのはちょっと…、等々。
地価が下がっちゃうんじゃない？？って心配の声があることも記載あり。
そうだよねえ、監視下にあるなんて普通に気持ち悪い。
⚫︎温度差
沖縄住民の皆さんが国に説明会を求めた時の動画を拝見。皆さん、すごく怒っていらした。
国家防衛の最前線で基地問題も大きいし平和運動も盛んな沖縄。その温度の高さや反応の速さに「さすがだな」と思いました。
日本の様々な事象を思えば、政府の恣意的な利用があるのではないかと警戒するのは当たり前です。
映画「ヤジと民主主義」を思い出す。
政府に対する信頼…ないよねえええええええ。
⚫︎行き過ぎた監視社会に歯止めを
白井市のホームページの案内はわかりやすく、国への意見書の添付もあり信頼できる
「機能阻害行為の認定には厳正を期し、注視区域等内における市民の生活に萎縮をもたらしたり、本来意図した機能阻害行為と無関係な利用行為を市民がためらうことなどが生じないように十分配意することを国に求めたところです。」
⚫︎今日のお写真
休館してしまった山の上ホテルのカフェでいただいたパフェ。
乙女！フォトジェニック〜！
当時営業のお仕事終わり、たまたま直帰になって近くにあった山の上ホテルにフラッと立ち寄った時のもの。
平日の夕方、満席ではあったものの並ばず着席できました。
ワゴンの上で半球のカバーをかけられて運ばれてきた。中にはスモークが立ち込めていて…。
ちょっと記憶が曖昧だけど、なんかそんな感じで登場したパフェ。
2024年02月29日 21:43
