環境建設委員会 視察 3日目神戸
寒さに震えながら神戸市へ。今日の視察は神戸市役所。
25階でエレベーター乗り換えて、さらに上って何階だったか忘れちゃったけど高層階から海を一望。1階のカフェもおしゃんでさすが神戸という感じ。
住まいのご相談は市役所へ
高齢者やひとり親世帯など、支援の必要な方々が相談できる窓口を作って事業者と繋げる。専門家が回答する。低所得者向けの住宅を確保するための工夫。何かあったときのための保険制度。
家賃補助には期間が定められているが、その期間中になんとか経済的に立ち直れるよう支援したり別の支援に繋げたりするとのこと。
これらの取り組みを、神戸市は先駆けてスタートした。
阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター
女性議員ばかり３人で訪問。
当時の再現映像、ジオラマ、記録や資料、ワークショップスペースや減災グッズの展示など。
外国人の学生の集団も見学に来ていた。発災時の映像を見ずに通り過ぎようとする彼らをガイドの女性が、これだけは見て！これ見ないと！！と真剣に押し留めていたのが印象的だった。被災当事者だろうか。
南海トラフ巨大地震の最大津波高
想定は34.4m。センターのビルの外壁に「ここが34.4m」と表記されている。見上げるほど高い。
思わず「人が住める場所じゃないですね…、」と呟く。例えば海沿いのこのセンター。発災時に働いている方々、来館者はどうなるだろう…？？
災害は明日来るのじゃなくて、今、このまさに今、来るのかもしれないのだと思ったりした。
しかし通常、人間はそんなストレスに向き合いながら日常を送れない。いつか、いつか来るかもしれない明日のために備えている。
液状化現象
ワークショップスペースで実際に液状化する様を見せていただいた。さわいも子どもたち相手に実験をして見せたことがある。乾いた土の塊に見えるのに振動で瞬間、水がわき泥となる。
大阪万博の地盤は軟弱で、液状化のリスクがある。最近も大阪からの来館者がそんな話をしていましたよ！と教えてくださった。
沖縄の辺野古も同様だ。
災害大国日本
地震が起こり、次々と建物が倒壊し地面がジグザグと割れる。そんな様を大画面で見せられるのは想像以上に衝撃的だった。
混乱する現場の写真、寄せられるメッセージ。
乾きを感じるような、泣きたいような、不思議な感覚。
日本は災害大国だ。時に自然が見せる大き過ぎるエネルギー、刃の前になんと人間はちっぽけであることだろう。
そのちっぽけさで、自らの弱さを支え合おう、守り合おうとする姿はいじらしく切ないほどだ。
れいわ新選組 オンライン勉強会 第3回 森永康平氏「消費税・財政について」
帰りの新幹線でアーカイブ配信を視聴。しようと張り切ってイヤホンを準備したもののいつの間にか爆睡。
明日、明日頑張ろ…。
2023年12月23日 00:33
