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雨と本

しゅう雨。見学予定の運動会は延期かなと思って油断して眠ってしまっていて、朝雨が上がっていたのを見て焦った。でもやはり延期。ゆっくりする日にした。

「自治体行政の”市場化”」（武藤博巳 編）の続きを読む。マーカーする箇所が多い。
「「市場原理」という言葉が持つ言葉は、弱肉強食、優勝劣敗、これ以外にはありません。つまり、勝つ者と負ける者を決める。社会的に弱い人、あるいは支援を必要とする人が、優勝劣敗と弱肉強食の後ろに置かれてしまって、その人たちを救う原理は一切持ち合わせていない。それが市場原理の特徴です。」

この本によると「日本の自治体は世界で一番」活動の幅が広くて活動の量も多い。…よく海外ドラマなどで公的窓口の対応のあまりのラフさに新鮮な印象を受ける、その感覚とフィットする。日本人の特性なのだろう。「地方行政について外国から学ぶものはあまりない」というのが明治大学大学院長（2006年当時）中邨章氏の持論。

家事と読書の合間に空気清浄機の掃除に手をつけた。
最近寝落ちては中途半端な時間に目覚めてその後明け方まで寝付かれないことが多かった。先日もそういった折に突然なぜか空気清浄機が気になって、何気なく裏側のフタを開けて見てあまりの汚れに絶句、朦朧としながらそのままそっとフタを戻したということがあり。フィルターを注文してあった。
洗ったときに部品をバラしてその部品が元に戻せなくなったりして、たまのことに躓きながらメンテナンスする。
もう何年も前に購入したものなのにフィルターなどの部品が変わらず流通しインターネットを通じて簡単に手に入るということに思いを馳せる。豊かさと言えば豊かさなのか。ダストに触れて手にかゆみを感じた。空気清浄機が不要な世界ならもっといいのだけれど…。
人間の営み…汚してはきれいにするの繰り返し。

本部のIさんより「大石さんやくしぶちさんも頑張ってるから、頑張って！」とエール。