視野検査、「声なきラガーマン 神宮外苑2023」
数ヶ月前にもなると思うんだけど、緑内障だと言われて今日は視野検査。明日、専門医による診察。
片目ずつ緑の光の周りに点滅する光を認めたらボタンを押す、という検査を行った。
目が見えなくなるのはだいぶ人生から取得する情報の種類が変わるんだろうなあと憂鬱。
治らない、進行を遅らせるだけ。
⚫︎神宮外苑をテーマにした作品についてトークライブ
今日は、そういうわけで気持ち的には「オフ」の日。
写真の作品である「声なきラガーマン 神宮外苑2023」作者の武蔵野美術大学の宇佐美雅治さんと東京新聞記者の望月衣塑子さんのトークライブを見に行った。
写真にする前のコラージュやスケッチの作品を覗き込んでいたら、ロッシェル・カップさんが同じ絵を覗き込んでいることに気づいた。
挨拶。
先日の裁判の報告会についての感想など述べる。
⚫︎業界の沈黙と萌芽
アート界でもスポーツ界でも、神宮外苑の再開発について声を上げることには、様々な「プレッシャ/圧力」がかかるらしくリスクテイクをしながらの行動を余儀なくされる。
そんなお話と、「そんな圧力で潰れるなら所詮その程度だったということ」と覚悟を決めて「黙っていられない」という心の声に従って行動する人々。
感動しました。
⚫︎望月衣塑子記者
トークライブ中も、帰りのエレベーターの中で偶然2人になった時も、変わらず話す言葉の、躊躇のない力強さに圧倒されるようだった。
あのパワーはどこから来るのだろう??
スーツーケースをガラガラさせながら駅に向かってずんずん歩いて行かれた。
その背中を、脱帽する思いで見送りました。
⚫︎残されたひと
区民の方とお話。なんでそんな話になったのか、奇しくも「死別して残された方」とのお話。
亡くなっても「一緒に生きている」。
そんなお話でした。
泣くような場所じゃなかったけど涙が止まらなかった。
⚫︎今日の写真
夜明けの海。夜明け前がいちばん暗いんだって。
2024年05月20日 00:50