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予算特別委員会 プチ反省会

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⚫︎予算特別委員会が終わった
昨日最終日で採決まで行われました。終わったーーー。
まだ定例会は続くけど、ひとまずホッとしました。

⚫︎予算通過
れいわ新選組 新宿は今回区の予算案に賛成しました。
区長は自民党与党派であり、周囲の多くはれいわは当然反対するだろうと思っていたふしがある。
お世話になっている野党の先輩議員らからは「れいわらしくないね。」「反対討論するの大変だもんね…。」など言われました。
一方で与党派の同期議員からは拍手で「区長が喜ぶよ!」と。

⚫︎予算案 賛成についての周囲の反応
れいわらしいってどういうことだろう??
反対討論原稿書いたり何度も読んだりは確かに煩雑ではあるけど、そのために賛否を変えたりはしない。
けど「反対する」というのは確かにとてもエネルギーの要ることで…。賛成していればいろんなことは楽です。何にもしないでも進んでいくから。
与党派や区長が喜ぶ意味はちょっとよく理解できない。まあでも賛成されれば嫌な気はしないか…。

反対すべきだったのか…という迷いも当然ありつつ。
あの時やはり反対するべきだった!と悔やむことになるとすれば、この1年予算がどう使われたか審議する時。
あるいは自分の政治に対する解像度が低かった、理解不足だったと理解する時だろうと思います。

⚫︎賛成の理由
予算案賛成討論 …演説前の原稿です。実際の討論では多少加筆修正しています。
今回の区の予算案は与党会派からも物議が出るほどの財政出動、支援の厚い内容で、数値的な根拠がありました。
これまで区政報告会等で皆さんからいただいたご意見、議会で訴えてきたこと等を鑑みても、賛成することが妥当だと考えました。

もちろん完璧ではありません。
区では内外で、水増し請求や労基の是正勧告が何度も出るなどの不祥事も続きました。
国や都との関係性も危うい。

だから現時点で、予算案としては賛成ですよ、ということです。
これからもっと区政に詳しくなって解像度が上がれば、もうこんなこともできなくなるのかもしれません。

⚫︎変化する余地を残す
与党にはなんでも反対する、というようなことは考えていません。
れいわ新選組はそういうところのある政党だとも思っています。
真に民を救ってくれるなら何党でもいい、必ずしもれいわじゃなくていいよ、というような。

私は、コミュニケーションの原則は相手によって変化する余地を自分に残すことだとも考えています。
変化できないことも多々あるけど…。笑

⚫︎修正案を連盟で提出
今回、日本共産党新宿区議会議員団さん、新宿立憲フォーラムさんらと連名で予算修正案を提出しました。
たくさんのテーマ項目はさまざまな追加支援の内容です。
その一つ、ひとり親世帯の家賃補助は環境建設委員会で神戸に視察に行き学んだ内容を盛り込んだもの。

修正案を出すのはなかなか大変なことです。
かかる予算を計上し、予算書の関連項目全て辻褄が合うように直して提出します。
私も独自で断熱設備支援の拡充で修正案を提出したいなと考えれいわの相談役に相談したりもしましたが断念。
今回は共産党さんというベテラン政党さんがいたからやれたことでした。

⚫︎修正案を提出しながら、予算に賛成すること
これは実はあまり前例のないことでして。
賛成/反対討論でも「本案に賛成する趣旨から、修正案には反対」「本案に反対し、修正案に賛成」など演説されます。
前例のないことに議会事務局も混乱、最終的には全国市議会議長会に確認し
「まず修正案について採決をとり結果が出た上で本案の採決をとる。よってそういったことはあり得る。」という回答を経てやっとこ認められました。

そういったことを言われるかもしれないとは、れいわ本部の相談役からも言われていました。
しかし可能であるという根拠も示され、自分としては自信を持って臨んだのですが…。
議会事務局の皆さんがザワザワして対応に追われていたのを見て「またやらかしてしまったわー」と思いました…。
そんなに異例なこととは思っていなくて。
期の長い先輩議員からも大丈夫、と言われていたので、新宿区議会では共通認識なのだと勝手に思ってしまっていました。

⚫︎議会の作法、決まりごと
任期が区切られており、選挙結果によってはずっと続けられるとは限らない仕事だし
扱う範囲が広く、ルールが混みいっているために「知識の継承」ということにエアポケットがあるのだなと理解しました。
「知らないケース」というのは意外に生じ得る。
今回またお騒がせして恐縮して謝る私に、事務局長さんからは「私どもも勉強になりました。」という言葉をいただきました。やさしい…。

⚫︎地方自治体のチカラ
新宿御苑の汚染土実証事業や神宮外苑、今回都庁で行われている20億円予算を計上しているプロジェクションマッピング…。
能登半島の震災などの自治体の動きなど見ていても、地方自治体が独立した行政機関であり国と対等というのは机上のまやかしだなと思います。
議場などでいくら訴えても「そんなこと言われてもさあ、上がさあ、」という空気感を肌感として感じます。
そしてそこには一定説得力もあります。私もサラリーマンとして営利企業で働いていた身ですから。

もう一方で思います。
私たちには思っているより力があるよ。もっと力を発揮して大丈夫。
実質的に、国民に何かあったときに頼りになるのはいつでも、現場により近い方なのですし。

⚫︎今日の写真
しんじゅく女性団体で丸木美術館に学びに行ったとき拝見したアトリエ。
農園勤務していたときみんなで寝泊まりしていた納屋の2階の雰囲気にも似ています。
広くて日当たりが良くて本がたくさんあって作業スペースが広くて、わあいいなあって憧れました。

丸木美術館すごかったな…。ヒロシマナガサキをテーマに夫婦2人で共作した、たくさんの作品が残されていました。
反核反原発運動をする市民の皆さんの姿の絵を絵はがきにして売っていて、買いそびれたのが心残り。
また行きたいな。
2024年03月10日 00:39

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