憲法、街頭、ポスティング
スタジオジブリ発行の「熱風」に憲法改正が特集されたのは2013年のこと。Webサイトでの公開は8月末で終了したが翌月9月には再公開された。もう10年も前のことになるわけだが、その内容は今も尚示唆に富んでいる。
【スタジオジブリ】「熱風」2013年7月号特集「憲法改正」
9条
若い頃は盲目的に9条を護らねばと考えていた。脱原発運動に関わる中で地続きで「9条」のことに触れざるを得なかった。当時、脱原発運動の先輩方は皆、核燃料再処理施設は最終的にプルトニウムを取り出すという目的がある、原子爆弾を作りたい意図があると言っていた。聞いた当初はとても信じられなかった。そんなことがあるだろうか??(あるのかもしれない)
また武力を放棄するという9条を文字通り通すとしたらどうだろうか。日本の地理的状況で丸腰で平和外交ができるのか。アメリカの傘の下でずっと…??
9条は世界に誇れる素晴らしい憲法だ。捨てずに大切に掲げていたい。しかし…。
当時自民党案の改憲議論に警笛を鳴らす意図で、9条をテーマに映画を撮り続けている知り合いがいた。青森に呼んでアフガニスタンについてなど講演をしてもらったことがある。彼女が言った。「私は絶対に守らなければならいという立場ではない。」意外だった。
一切の武力を放棄するという9条。日本各地にある米軍基地。地元の三沢市にも米軍基地があり、日本人は基地内のフェンスの中には自由に入ることができない。勝手に入れば銃で撃たれると言われていた。
護憲論
支援者の方の1人からご自身が書かれたという憲法改正についての記事を提示された。前述のスタジオジブリの記事をXでツイートしたところ、思いがけないほど拡散がありその方の目にも留まったらしい。
ジブリの特集には全て目を通したと前置きがあった。一読するとその内容は護憲派に対しても改憲派に対してもそれぞれ一言ある、というものだった。沖縄の基地問題について建設反対の支援などをずっとされている方だ。
改憲派が言うように憲法はアメリカから必ずしも押し付けられたものではないこと、護憲派に対しては、武装なしの現状は沖縄の負担の上に成り立っていることを忘れるな、という内容だと読んだ。自衛権はそもそも認められており、自衛隊は違憲ではないとう解釈もあった。
改憲論
「日本にはもともと基本的人権の根拠になる思想がない」宮崎駿監督が歴史学者の言葉を引用する。なるほどなと思う。人権ということがなかなか伝わらない、浸透していかない感覚を実感として感じていた。
政治への無関心が浸透し、結局いいように食われてどんどん格差が広がり貧しくなっていく日本。アメリカ追随からの脱却を目指すべきだが、精神的な独立はいかに可能なのか。道のりは絶望的なほどだと感じる、この絶望からがスタート。
憲法改正自民党案
無知だと言われてもなんでも、今回は絶対に反対である。
街頭演説
久しぶりにふらっと1人で街頭へ出た。小さなマイクで自分が何を語り出すだろうかと思う。
先日環境建設委員会の視察の時に交流会があった。気軽な雑談の中で事務局の方から街頭演説について聞かれて「いきなりタスキつけてノボリあげて話し出すんですよー、慣れるわけがないですよー、街頭演説の場所までどういう顔で行くんだよ!と思いますよー、」など言ってその場は爆笑であった。
向かっている時にその時のことを思い出していた。どういう顔をしたらいいのか…。笑
応援しています、の声
通り過ぎる人々はチラッとこちらに目を向けつつも足早に通り過ぎていく。年末、冬の空気感。
ちゃんと防寒して行ったと思ってもずっと立っているとやはり冷えてくる。そうそう、こんな感じ。去年もこんな感じだったなあ。
小さなマイクでスタート。時々、応援してますと声をかけてくださったり、手を振ってくださったり、スーッと近づいてきてチラシを受け取ってくださる方々がいらっしゃる。と、ご近所の支援者の方が通った。先日オンライン会議しながら歩いてるところ見ましたよ!と声をかけられる。思い当たるフシあり、やばい結構目撃されているー。
ポスティング
街頭演説を1時間半ほど、その後余ったチラシを持ってポスティングへ。空っぽになったバックに、今度は食料を買って詰めて帰宅。
山本太郎の国会質問!参議院・憲法審査会(2023年11月15日13:48頃~)
緊急事態に備えて憲法改正を目指すならば・・・2023年5月31日 憲法審査会参議院議員 山本太郎
山本太郎の国会質問!参議院・憲法審査会(2023年5月10日13:35頃~)
2023年12月28日 02:34