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環境建設委員会 視察 2日目大阪

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1970年 日本万国博覧会
50年以上前にも大阪で万博が開かれた。テーマは「人類の進歩と調和」。テーマ館のプロデューサーには芸術家 岡本太郎が採用され、展示構想の立案、展示作業、演出、指導のすべてを行った。岡本太郎がデザインした巨大な彫刻建造物、太陽の塔は今なお人々を魅了し続けている。

岡本太郎さんはこんな言葉を残している。
「EXPO’70のテーマプロデューサーを引き受けた時、私はその中核に人間であることの誇り、生きていることの歓びを爆発させたいと思った。」
万博は進歩主義をテーマとしていたが、太陽の塔が高らかに訴えるのはいのち。万人に降り注ぐ太陽のエネルギーが根源となり、万物のいのちの螺旋が始まった。

反応を引き出す岡本太郎作品
大阪のお店の方と太陽の塔についてちょっとお話ししたら、小学生のとき遠足で見に行ったと。さわいが「太陽の塔って可愛いよね。」と言うと「…かわいい…??かわいいかな…、」という忖度のない反応が返ってきて笑った。

「太陽の塔の表の顔はよく見てたから知ってたけど、遠足で裏側の顔見たらびっくりしちゃって。友達と一緒に見て、引いた。」散々な言われようである。が、確かに太陽の塔の裏側に描写されているのはどう見ても暗黒、悪役顔なのであった。

岡本太郎さんの著書に触れて
さわいも若い頃、岡本太郎作品には共感できなかったものだ。原色を多用したアメーバ状の線尖った線は見るものに決して快さを与えようとしない。
当時のさわいの乙女趣味には刺激が強過ぎた。
が、何かのきっかけで岡本太郎さんの著書に触れた。はまってしまって一時期没頭して何冊も何冊も読んだ。以来作品を見る目が変わったのであった。

「人生即芸術」「勝って結構、負けて結構」「壁は自分自身だ」「芸術は呪術である」「瞬間、瞬間に生きる」by 岡本太郎

2025年大阪・関西万博
50年経っても色褪せない岡本太郎さんのメッセージを、大阪万博は超えられるか??とてもそうは思えない。
新しい技術を広めたいなら、今なら別の表現方法がある。今回のプランは表面的な、過去の万博の2番煎じに過ぎないのではないか。時代に合っていない、ふさわしくない。かえって日本の思想の遅れを表してしまってはいないか。

大阪市 歩行者優先のまちづくりと駅前広場
再び大阪市役所へ集合。昨日とは違う課の担当者の方が解説、質疑の答弁をしてくださる。
その後現地へ移動。

駅前広場は不思議なほどトー横に似ていた。まず広場の雰囲気、そして先輩議員が「見て、ここもTOHO。」ふと見上げたビルに、確かに新宿と同じ「TOHO CINEMAS」のロゴ。既視感。

古い建築
広い道路と、町中に点在し今も利用されているらしい古い建物が印象的だった。聞けば、石造りの建物などは保存していくような施策が通っているようだ。

例えば耐震や防火対策、バリアフリー化など、すぐには反論できないようなそれっぽい「壊すための理由」はいくらでも見つけられる。神宮外苑の再開発での野球場やラグビー場を入れ替えについても同様の理由が挙げられている。
でも結局は、古い建物を保存したいかどうか、大切に思っているかどうか、なのだろうと思う。その価値を理解してできるだけ後世に残そうという意思があれば、そうできる道は見えてくるのではないか。検討は尽くしたのか。
多くの場合その時々の課題を解決しながら保存もできる道があるはずなのだ。それが人間の知恵だし、そのための技術だろう。

寝てまった…
そんなこんなで歩き疲れてホテルに帰ってきてちょっと寝てしまった。あれ?れいわのオンライン学習会って今日だった?!明日だと思っていたーーー!!!いつも金曜日の夜じゃなかったっけ…。
後の祭りである。アーカイブ配信ってあったっけ…。
 
2023年12月22日 01:11

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