環境建設委員会 視察 1日目大阪
新幹線では立憲無所属クラブの幹事長が隣の席にお座りになった。一緒の委員会とはいえじっくりお話ししたことはない。寡黙な印象を持っていたが、恐らく気を遣ってくださったのだろう、話しかけてきてくださった。
選挙の時の話、地域周り、議員となった経緯などなど、さまざま教えていただいた。
元旦
去年の元旦に須賀神社の前でのぼりを立てて立っていたのを見られていたらしく、あれはびっくりしたよー!と。プレッシャーをかけていたらしい。今年はやらないでねーなど言われて笑う。
本人的には、自分の行動に確信なく、寒い夜中、電信柱の街灯の下でひとりポツーンと立ち、道ゆくひとに挨拶しているなんて…せめて日が登ってからやればよかったと思ったものだったが…。
富士山
お話しの合間にふと窓の外を振り返ると、くっきりはっきりとした富士山。てっぺんの方に白く雪を被っている。雲ひとつなく、山の稜線が途切れることなく伸びている。こんなにクリアな富士山を見たのは初めてだったかも。
大阪
御堂筋に、趣のある石造りの建物が川沿いに立っている。大阪市役所だ。橋のところで歌いながら踊りながらチラシを配っている若い女性がいた。もの珍しく振り返り振り返り道ゆく。駅前でビッグイシューが売られていた。通りすがりに購入しようとすると何やら説明を始めようとする販売委員のおひげの男性。一行においていかれそうだったので購入を諦めて「すみません、また…。」と立ち去る。「はぁーい!また、お願いしまーーーす!」…大阪にはまだ人間的温度があるなあ、会話があるというか。そういう意味では東京はなんだか能面のイメージがする…などと思う。なるべく話さなくていいようにと、私自身も含めて感情を殺している部分がある気がする…。
大阪「再エネ100宣言 RE Action」
地元住民やビルオーナー、事業者と交渉して再エネ電力に切り替えてもらう取り組み、太陽光パネルの導入を推進したり、そのためのさまざまな施策…国の助成金を活用したり相談窓口を設けたり、設備投資のために低金利でお金が借りられるように事業者に繋いだりするなど、の解説を受けた。
ただ、やはりネックはコストで。
ウクライナ戦争が始まった影響で光熱費が上がってしまった影響を受けて、取り組みはなかなか進んでいない状況だということだった。
メガソーラーや大阪万博
視察…つまり学びにきているわけだけれど、異議のある取り組みに対してはなんと質疑したらいいのかと迷いながら。先輩議員らがそれぞれの立場でしていらして、まるで議会での質疑と答弁のようだった。さすがである。
市の職員の方は行政マンらしく、関西大阪万博は意義のあること!と断言されていた。
物事にはなんでも良し悪しがあって、完全に良いものや完全に悪いものというのは逆に少ないだろう。どこに目を向けるか、だとは思うが。それでもトータルで判断した時にデメリットの方が格段に大きいだろうと思われることもたくさんあるわけで。
大阪・関西万博、インフラ整備費9.7兆円 政府が全体像示す
ついに10兆円に届く勢い。10兆円あったら…10兆円あったらもっと他のことに使える…。
さすが悪名高い利権政治だけあって、利権絡みには財源がないとかひと言も議論されないんだなあ、と呆れかえる。
辺野古「代執行訴訟」で沖縄県敗訴 埋め立て設計変更の承認命じる
本当におかしいことばかりだな。どうしてこの裁判で国が勝ってしまうのか。
2023年12月21日 01:21