しんじゅく女性団体会議…子ども食堂 など
「子ども食堂の活動から考える周囲の大人ができること」を受講。
講師は 六鹿 篤美(むつがあつみ)さん(認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ)。最新のデータを交えてお話してくださった。
2022年 7,363名だった子ども食堂は、2023年 9,131名に増加。日本の子どもの7人に1人が貧困で、その貧困は「相対的貧困」。
相対的貧困とというのは、置かれた環境の水準で比較して、貧しいということ。 具体的にいうと、世帯の税金保険を抜いた所得が中央値の半分(貧困線)にいかない状態のこと。
相対的貧困の中で子どもたちはいわゆる「食事が減らされる」ことや「経験値の格差」の状態に置かれる。子どもの頃にそういった不足の状態に置かれると、子どもたち同士のコミュニティに入れず育つ、かつその状態が解消されないままであることが多い。
相対的貧困は見えづらい貧困である。
相対的貧困って格差のことだ
格差が広がっているってことだ。相対的貧困ってなかなか直感的にわかりづらいけれど。
格差はある程度あって当たり前ではあるのだろうけれど、ご飯を食べるのに困るほどの格差だっていうのはやはり問題だし、政治的課題だろうと改めて思う。
地域コミュニティとしての子ども食堂
いわゆるお腹を満たす、ということ以外にも、子ども食堂が担っている役割は多い。世代を超えた交流だとか、「居場所」だとか。
忙しい時代、核家族化、個人主義、コロナ禍…様々な要因が積み重なってみんなが居場所を失い、バラバラになっているところに、子ども食堂は地域コミュニティの役割も果たしている。
子どもたちを取り巻く問題は金銭的なことだけに留まらない。子ども食堂が水際で様々な困難を見つけ出す役割をしているケースもあるとのことだった。
コミュニティという意味では、ある程度格差是正がされた後も、子ども食堂的なものが必要なのだろうなあと感じる。地域のコミュニケーションの場として。多面的なセーフティーネット的な役割で。
冷え込む金曜日
講座が終わって外に出たら霧雨が降っていた。寒い寒いとは思っていたが、より一層寒くなって、ジャケットの前を合わせながら歩く。
一旦帰宅して再度外出するときに、防寒が甘いことに気づいて家に戻って着替えたほどだった。
ダウンジャケットにムートンブーツ(←ちょっと古いスタイルだな!でも暖かいんだな!)という完全防備で出直してことなきを得た。危なかったー。一層寒くなっている。
福島へ移動
公害資料館連携フォーラム in 福島 に参加予定。スケジュール、どう考えても前泊すべきと判断して今日のうちに福島入りした。明日は福島大学へ。
家にテレビがないため、こういう時お部屋のテレビが物珍しい。震災関連の番組、結構やっているんだなーと思いながら眺める。
チラッと、前に働いていた三沢の航空科学館が映って驚いた。様変わりしておる!!
れいわオンライン会議
今、耳だけ参加中。先日のボランティアミーティングの振り返り的な内容のようだ。さわいは参加できなかった会だ。
2023年12月15日 21:07