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買春社会を考える第21回行動

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買春社会を考える会第21回行動
参加している議員連盟のメーリスで流れてきて興味を持っていたところ、別途個人的に参加のお誘いをいただいて行ってきた。
新宿駅東口アルタ向かいでのリレートーク。急遽さわいもマイクを握らせていただいたものの、まだ皆さんの主張するところをよくわかっていないまま話してしまって後から反省。そんなにもズレてはいなかったと思うけれど、まとまってもいなかった…。

映画「ネファリアス〜売られる少女たちの叫び」
性産業の裏側で少女たちを操るネファリアス――魂の売人たち――。
彼らをはびこらせるのは簡単だ。私たちが“無関心”でいればいい。

私には価値がない。 私のことなんて誰も気にしない。 だって、「モノ」になったんだから。
性を搾取され、暴力と恐怖により崩壊した魂は、自己否定に囚われて苦しむ。彼女たちが自尊心を取り戻し、未来に希望を持つ日は来るのだろうか――
(映画パンフレットより)

ネファリアスとは、極悪なとか非道なという意味
人身売買の実情は見るに耐えないひどいものだった。こんなことが世界でも起こっているのだ。
貧しい農村で性風俗へ娘を売る親。「近い場所に売るのが娘を愛している親で、遠い場所に売るのが娘を愛していない親」という言葉に絶句する。
本当に貧しくて娘を売るのではない、豊かさに憧れて、よりよい生活を送りたいという動機でも娘を売る。娘が生まれたら祝福される。これでもう何かあっても「娘を売ればいいから」大丈夫だねって。

映画「プリティ・ウーマン」に憧れて
煌びやかな世界に魅せられて自ら娼婦になる道を選ぶ少女たちも映画に出てきた。その行く末は…。

女性を守れと声をあげれば、当事者である女性から「私たちの働く権利を奪うな」という声もまた生まれる。職業選択の自由はあり、自ら選んで性産業に従事する方々を貶める気持ちはないものの、その仕事のリスクの高さを思えば考え込んでしまう。自尊心の問題でもある。
米国での売春婦の死亡率は一般国民の40倍だという。

NFSJ 山岡万里子さん
ノット・フォー・セール・ジャパン代表 国際基督教大学教養学部卒業。翻訳業を通じて人身取引の問題に出会い、その啓発活動を行う<ノット・フォー・セール・ジャパン>を立ち上げ、代表を務めている。
今回はミニレクチャーと質疑応答に答えてくださった。

「皆さんの方が現場でよっぽどお詳しいと思うのですが、」と慎重に言葉を選びながら、性産業に従事することの是非について答えてくださったことは「従事された後辞めて、当時のことを振り返った方々がなんと話しているかは聞くべきだと思います。」

性産業を合法化した国と北欧モデル
孤児院からたくさんの女性がさらわれ、恐怖によって支配される。身寄りがないからいなくなっても騒ぐ人がいない。
歌舞伎町のホストクラブ売掛金問題にも類似する例もあった。甘い言葉でデートに誘われてじき「お金がないんだ」と性風俗店で働くように誘導されていく。

オランダの合法化された性風俗店。「安全な仕事だ」とされながら、個室には非常ボタンが設置されている。合法化されているから「堂々と」営業されているが、そこで働くのは「まず借金を背負わされ」「嫌でもそこで働くしかない」自由や選択肢を奪われた女性たち。

一方で、北欧モデルでは買春を禁じたらしい。買春を禁じ、売春はその生活から抜け出すための支援を行う。それでだいぶ問題が解決したと聞いた。←要研究

信仰、神体験
映画の制作者がキリスト教の方らしく、映画の終盤で「神に出会って生まれ変わった私」を告白する女性たちが何人か出てくる。非常な高揚感で嗚咽しながら神がいかに愛に溢れ、自分自身が救われ、変われたかが語られる。

上映中でさえ「これは、ちょっと…」とか「見なくていいかも、」という声が上がる。日本では宗教的神秘体験がいかにタブーなのかが見て取れる。一種のアレルギー反応。

質疑でもその話題が上り「神ではなく人間がそういった信頼を提供すべき」というような意見が出る一方で、「どんなに過酷な体験をしたのかということの裏返しだと思います。」と前述の山岡さん。

人間は間違う
さわいは「人間が拠り所になり得るかどうか」については懐疑的だ。ちゃんとした大人がどこにいる…??出会える可能性はどのくらい…??

初めは高い志を持って支援に従事していたとしても「虐待が平常ライン」の被害者と出会った時にそれまでの自分を保てるかどうかは誰にもわからない。人間は究極、自分自身でさえ時にコントロール外だ。
コラボの仁藤さんが「支援者団体の幹部が加害者となったケースを幾つも知っている」と仰っているのをどこかで目にした。驚きはない。

究極の出会いの中で、自分自身にも出会い、本当の姿を見せつけられて、愕然とすることもあるだろう。

キーは自尊心の回復
「他の選択肢を与えられてもなお売春宿に留まるのは、慣れている虐待の方が見知らぬ未来よりはマシだと思ってしまうから。」(映画パンフより)
愛され幸せな未来を信じられない、信じて傷つくくらいなら、見知った痛みに留まる…。
救出されても再び奴隷生活に戻ってしまうのは、その方が安心だからだ。DV夫の元へ戻ってしまう妻もまた。

特に日本人は不安先行型の遺伝子を持つ。「変わった方が絶対によくなるのに、変化することに対して不安の方を多く感じ取ってしまい動けない」一説によると災害の多い土地だからだそうだ。

癒えるということのプロセスは想像の外にあるというのが実感。諦めなければいい。諦めずに思う存分ジタバタすればいい。正解なんかない。それが人生だ、と思う。

トー横へ
主催や参加者の方々は元地方自治体議員の女性が多く、終わった後有志で一緒にトー横を周辺を歩いた。呼び込みをしている若い男性らのところに行って「女性たちを騙しちゃダメよ!!」と声をかける強者たち(!)さ、さすがだ…(!)

元職の先輩らとの交流
一緒にラーメンを啜りながらいろんな話をした。れいわ新選組に対してや映画「福田村事件」について、新宿区の取り組みについてや介護について、今それぞれが取り組んでいることなどなど…。
さわいは初対面にも関わらず、ざっくばらんに様々なお話をさせていただいてとても勉強になった。楽しかった。

昨日今日の動き
わー参加者が広がっているー嬉しいね
【LIVE】増税?ダメ♡絶対!デモ in 四日市 山本太郎代表 2023年12月3日山本太郎(れいわ新選組代表)

【LIVE】山本太郎とおしゃべり会 2023年12月3日(三重県・四日市市)

【LIVE】増税?ダメ♡絶対!デモ in 岐阜 山本太郎代表 2023年12月2日

【LIVE】山本太郎とおしゃべり会 2023年12月2日(岐阜県・岐阜市)


来週は渋谷でデモ!
【増税?ダメ♡絶対!デモ in 渋谷】2023年12月10日(日)
2023年12月03日 23:05

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