羽田新ルート超党派街宣、「韓国の親環境給食と孤立防止の取り組み勉強会など
本当は新宿区立あゆみの家(新宿区立の障がい者通所施設)のあゆみ祭に行きたかったのだが叶わず。宅急便、朝イチで来るに違いないと思ったんだけど来なかった。まあ、おかげで少しゆっくりできた。
来週行く視察の代金の振り込み、眼鏡の受け取りを済ませて登庁。STOP増税デモ in 盛岡市のライブ配信を見ながら軽くご飯を食べ、資料を整理。ひとの気配のない区役所。
盛岡市は雨で寒そうだった。ずうっと前に当時の愛車で、民芸と縄文文化を尋ねる旅をした。好きな漫画の舞台でもあり、川に何本もかかる橋とそこから見える山々の景色が印象的な素敵な町なのだ。懐かしいなあ。
ノボリ棒とれいわタスキを携えて大井町駅前へ。超党派で羽田新ルートの合同街宣に誘われていた。
到着するとすでにひとだかりが出来ており、品川区議会のやなぎさわ聡議員もその中にいらした。あ、来てたんだー。「さわいさん、自分旗立てるんで、いいですよ!」とやなぎさわ議員。なにかと細やかに気遣いのひとなのである。
「れいわの旗2本立てていいですか?!」と言ったら主催者の方から笑いながらダメだよ!!と言われる。各党1本ずつ綺麗に並んでいる。…しめしめこれでちょっと早目に抜けられるぞ。この後の勉強会にギリギリ間に合うかどうかのスケジュールであった。助かった。
国会議員、都議会議員、区議会議員が集まっており、新宿区議会の先輩議員の姿も見えた。
れいわ新選組は、最初スピーチはやなぎさわ議員だけと言われていたのを半分ずつにしましょうと提案あり。(ね、気遣いのひとでしょう。)タイマーセットしていらしたから、やなぎさわ議員は恐らく与えられた持ち時間の5分のほとんどきっかり半分でマイクを渡してくださったのだけど、さわいめぐみ、今日言いたいことはひと言だけ。
「いのちが経済の犠牲になってはいけない。ここに生きる人々のいのちあってこその経済だ。そういう世界をみんなで作っていきましょう!」
スピーチ終わって程なくしてコソコソと退場し武蔵小金井の市民会館へ向かう。
「韓国の親環境給食と孤立防止の取り組み」〜2023韓国視察報告会〜
主催:2023韓国視察訪問団
小金井市議会の団体なのかなあ。
新宿区議会にも韓国や北朝鮮との交流を図る団体があってさわいも参加している。議会がスタートしたばかりの頃、訪韓ツアーにも誘われた。が、それには参加しなかった。こういう視察ツアーだったらぜひ行きたいものだ。
2023年7月に視察した韓国ファソン市の親環境農業と公共給食に取り入れるための流通、学校で提供されている給食試食などの体験を報告し、日本での取り組みを考えます。
孤立防止、介護など、韓国と日本の状況比較と、市民がどのようにネットワークしていけばよいのか、韓国での実践例を学びましょう。
ゲスト:カン・ネヨンさん(慶熙大學フマニタスカレッジ講師/地域ファシリテーター)
イム・ヘスクさん(想像ナレ社会的協同組合理事/一緒に保育センター(放課後保育施設)センター長)
それから「希望の給食」という給食を通して食の権利保障、地域の発展、自治の発揮を目指す自治体を取材した映画があるそうで、その企画・監修者の1人である白石孝さんも会場にいらした。
白石さんはマイナンバーカード問題のことも長く取り組んでいらして恐らく国内3本の指に入るそう。れいわ新選組の勉強会の講師として登壇されたこともあると教えていただいた。名刺交換。
れいわ新選組 国分寺市議会の高野ふみお議員や地方自治体選挙期間中、ボランティアセンター長を勤めておられたNさんもいらした。Nさんが以前小金井市議会議員でいらしたことを今日初めて知った。議長経験もあるとのこと(!)「小金井市議会はひとり会派でも交渉会派になれるの。その代わりちゃんと知って責任取ってもらう。」…さすがです。
韓国の先進的な食の取り組みは素晴らしくてとても感銘を受けた。羨ましい。
【学校給食について】
日本の行政が学校給食をPFIにして民間に丸投げし、公務員を非正規化して安く使うことを進めた。韓国はそのような日本の流れと全く違う道を進んでいる。
2002年に全国給食全国ネットワークというのが作られて、翌年には法の改正、各自治体への条例制定に向けた国民運動の本部が作られた。2010年一斉の地方自治体選挙で、給食無償化と有機食材を進める公約を掲げる候補者であるかどうかがしっかり確かめられて、それに見合った候補者が選挙に通っていった。
栄養士、調理士、実務士 全員、当然みんな公務員、直営だ。
政治が行うことは、親環境(完全無農薬のことだそうだ)、給食食材、有機食材にする場合の差額保障を条例に基づいて制度化して市が行っている。例えば私たちが視察したファソン市ではシャインマスカットとか、ブルーベリー、本当に高級な果物も給食に出されて、果物には50%、野菜には30%の差額保障補助が出されていた。
そのことによって農家を潰さない。その差額を保障して学校給食とつなげていくということがなされていた。キムチなどにしても食材や調味料などは当然添加物や化学調味料を使っていない。それを管理しているフード支援センターもシステム化されている。
政権が変わっても首長が変わってもここは後退しない、後退させない市民の動きがそこにはあった。
ここまで勉強会の冒頭部分なのだが、これだけでもどんなにステキな有り様かご理解いただけると思う。日本と全然違うから。
給食のモニタリングに保護者が関わっており、年に1回とか月に1回、週1回と試食をしている。各学級2名ずつ入って、3学級あったら、60人が週1回試食。この中で本当にいろんな意見が出され、それが栄養士さんに伝えられていた。
日本のどこかの自治体の、悲しくなるような貧相な給食を思い出してしまう。なんという違いだろう。
化学肥料を13分の1まで使えるとか、あとはオーガニックまでを含めるとかちょっと幅がわりと広くはあるが、基本的には親環境農業、つまり完全無農薬を目指している。安全に配慮したものがどんどん作られていくようになっている。
農家は基準を守って市に申請し、市がその農家を認定し、連合会に加入する。農家は年に12回は新しい技術を学ぶというメリットが得られる。だからどんどん広がっていく。
そして学校給食だけではなくて様々な福祉の施設そして軍隊、また妊婦さんまで給食の幅を広げていっている。
【ケア労働者のための支援センター】
韓国の場合、介護保険制度は日本の制度を参考にして2008年からスタートしている。家族介護がまだまだ多い。高齢化率は2020年で日本が28%ぐらいの時に、韓国ではまだ15%ぐらいという形で、高齢化はこれから日本に追いつくような形で進んでいく。そういう中で日本の介護保険を参考にしてできた長期療養保険制度が始まった。
そこでケア労働者をいかに大切にするかという仕組みを作った。まさに2016年、ソウル市行政の一環として介護要員の職務改善、並びに地位向上に関する条例ができ、ケア労働者の支援センターができた。パワハラやセクハラを防止する取り組みなどが行われている。
【経済の問題ではない】
韓国で、完全無農薬の食材の供給、食を進めるとお金がかかるということについてどう思うんだということを聞いた。韓国の職員の方が「経済の問題じゃない。やっぱり子どもたちにいいものを食べさせて、食べてもらうということについてはお金の問題じゃないんです。」と答えた。非常に感動した。感動のあまり、一緒に記念写真を撮ってこの報告書に掲載している。
ここまででまだ本題に入っていないという内容の濃さである。
報告会の後、参加者の方々とも交流させていただき現在日本が抱えている課題についてさまざま語り合ったのだった。
寒いのは雨じゃなく増税のせい❤️
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