決特、各款ごとの質疑終了、明日はファイナル
長かったような短かったような決算特別委員会。今日は各款ごとの質疑を予定時間内に終えた。
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款ごと項目ごとに、質疑ひとり15分以内が目安。今日は最後まで終わるまでやる取り決めだったので、質問者が多ければ遅くなったかもしれないのだ。その辺り日々、なるべく遅くならないように時間内に終わるようにと、なんとなーく暗黙の了解みたいな空気が流れている。ようないないような。
予定より押しているなーとなると、委員長が「理事者におかれましては簡潔な答弁をお願いします。」と言う。質疑者には不思議と言わない。多分「合図の意味あい」があるんだろうなと思う。
あと最初は「さわい議員」とか呼ばれて質疑を始めるが、取り決めの15分の5分前になると「さわいめぐみ議員!」とフルネームになる。最後的には「そろそろおまとめください。」と言われるのだ。だんだんと圧をかけられるのである。(最初説明受けた時は笑った。)
発言する時は必ず挙手して「委員長!」と声をかけなければならない。(議事録ではその辺りは全て省略されている。)時々忘れて発言をスタートすると委員長が「さわい議員」と遅れて呼ぶ。必ず呼ぶ。それで「あああ!ごめんなさい。委員長。」と改めて声をかけることになる。
まだまだ慣れない議会の作法である。
今日の質疑。資料を控室に置いてきたので抜けがあるかもしれない。(←ひとつ抜けがあったので加筆)
①インクルーシブ教育について
区の現場のことをよくわかっていないままの質疑は不安だったが、例えば希望すれば普通学級でも学べるとか、交流の機会があるとか聞けたのは良かった。交流の機会…後で木村英子議員がおっしゃっていた「見せ物になるみたいな」場じゃないといいな…とハッと思う。後で個別でヒアリングしていこう。
②学校の太陽光パネルの設置状況について
すでに10校以上太陽光パネル乗せているのだが、発電量についてそれぞれ不明だとのことだった。四谷小学校に増築される予定の校舎については、校舎のLED照明を賄えるくらいの電力量が発電できるとのことだ。
再エネ利用の推進を目指す身としてはできたら校舎で使用する電力を賄えるといいなと思ってしまうのだが、屋根の面積などで限られてしまうらしい。先日ソーラーシェアリングを視察に行った身としては「今いいの出てますよー!」と熱く語りたいところ。(我慢しきれずちょっとだけ言ってみた。)
③コロナ罹患者の給付について
どのくらい増えたかを聞いたら10万人くらいで高止まりしている状態だ。またコロナのようなことが起こったら財政はどうなるかな、と見解を聞いた。
今国が国保の方も任意で厚生年金保険に移行させようとしていて、それが進むとまた格差が広がる。国保の赤字分を補填できない(医療サービスに差が出る。←コロナでちょっと緩和措置があった。)など、今後の課題をお聞かせくださった。
④マイナンバーカードの保険証について
マイナンバーカードは任意なのに、必須の保険証をマイナンバーカードと一緒にしようとしていることについての見解を聞いた。
ICT化…つまりDX推進について、業務負担の軽減になるとして概ね好意的。ただし予想以上に拙速だったとは考えているとのことだった。
市民のためのICT化なら推進するべきだ。
しかし他人の情報が出てくるなど全国で数千件の事故が起こっている状況を鑑みると、設計を…もう少しちゃんと設計を…と思う。さわいからすると拙速というより「強引」という言葉の方がやはりピッタリくるのだが。
⑤都立高校のスピーキングテスト問題について(※後日加筆)
先日よだかれんさんの勉強会に参加して学んだ内容。
子どもたちにとって高校受験は大きな出来事だろうと思う。頑張った結果がなるべく発揮できる試験だといいのだけれど、このスピーキングテストは試験の方法や採点の方法などに色々と問題がある。
もちろん教育委員会はそれは把握していて、でもスピーキングテストを実施する意義の方を評価しているようだった。
スピーキングテストを実施すること自体はいいとしても、試験方法、採点方法は見直すべきだと思う。
そして今回事業者は変わったものの、民営化の問題が根底にある。
今日思ったことは、所得制限とか緩和措置とか第二子以降とかなんだかんだやるよりもシンプルにサクッとたくさんのひとらに還元した方がいいのではないだろうか…手数料の方が高くついてるってことないかなということだ。
マイナポイントに1兆円。助成金を大量に交付することと交換の原発関連事業。札束で頬を叩くようなやり方は持続可能とは言えない。本当にいいものだったら自然に広がるはずだ。1兆円あったら学費無償化だってできる。
そしてやっぱり「財源がない」は大嘘だ。
終わって控室に戻って集中力が切れてしみじみと「疲れたぁーーー。」と脱力した。まだ締め括り質疑と賛成/反対討論が残っているのだけれど。そして今まさに取り掛かり中で、終わってないのだけれど。
締め括りのテーマにしようと思っていた件は款ごとの質疑で大体見えてしまったので、どうしようかなあと考えがまとまらない。これまでの質疑を振り返って、締め括りに相応しいテーマを…。そして賛成するか、反対するか…。
ぐずぐずしていたら他の会派の先輩がピョコッとやってきて、さわいが出した資料請求のデータを元に締め括りやりたいだけどいーい??と。もちろんどうぞー、とお返しした。当のさわいはデータ取ったはいいけど勉強が足りてなくて深まっていない。ゆえに質疑できない。大事なテーマなので。
今回他でも数回「さわい議員が請求したデータなんですが…、」と使われて、お役に立てて良かった、的外れなことを聞いていたのではなかったんだなーなど内心ホッとして思ったり。
ひとり会派でひとりでスタートしているので、例えば今回の決算特別委員会に持ち込んだ資料なんかも、これ絶対必要だよね??と自分で思うものを持って行ったら合ってて胸を撫で下ろした。そんな手探りな感じ。
そんなこんなしていて気づいたられいわのオンラインミーティングの時間を少し過ぎており慌ててアクセスした。
今日は久しぶりに議会控室で遅くまで仕事してしまった。
小雨の中帰宅。
2023年10月05日 00:11