決算特別委員会 質疑の続きなど
歳出の質疑に本格的に入った。
①しんじゅくトークについて。
広聴課というのがあって、新宿区長と直で話せるというのを10回くらい、各地域でやっている。
最初、世田谷区長の取り組みを真似したんだろうかーとか思っていたら、なんと今の区長になる随分前から継続して行っている取り組みであった。←すごい失礼な思い込みをしていた。ごめんなさい。
首長と地域のことについて直に話せるなんていいではないか!区民の皆さんの区政参加、市民自治。リーダーを育て、市民と協働して、リスクの社会化を!という主旨だった。
②機関業務システム基盤の整理について。
ICT化するにあたってのセキュリティ対策についての質疑。ネットワークセキュリティなどのハード面と、職員研修などのソフト面について確認した。VPNをバックアップ回線含めて2本、とかそういう話。
住民記録と税と国民年金を一つのシステムで管理する計画。業務効率は上がるだろうけれど、移行はとても大変だろうなと思う。大丈夫かな…という不安が拭い切れない。
③ジェンダー教育、差別やハラスメントについての職員研修の実施について。
価値観をアップデートしていきましょう、という話。
④ピーファスについて。
新宿でもアメリカの安全基準値を少し超えるピーファスが検出されたということを聞いて急遽。
区有の井戸4つ、プラス1つ、水質の調査を実施するという。結果の情報提供はしないというので、え?と思って聞いたら、どうも「安全であることを前提」にした話ぶりが気になったけど、もし安全でない場合は使用禁止にするということだった。
水道水について聞いたのだが、多分都の所管なのだろうか、学校の受水槽について同様の答弁。
これはこちらの準備不足、勉強不足で質疑が深まらない典型であった。水道事業について勉強しなくては!
⑤トー横キッズについて。
以前区長が「新宿の子どもじゃないので、」という答弁をされたと聞いていた件。どこの子どもだろうが子どもを守らなくちゃダメだろー!と思っていたのだけど、昨日、助成金の件で区長が「1日2回見に行っている。記録のために写真を撮ったりしていると暴言を吐かれたりする。」というようなことをおっしゃていて、支援するにあたって、区の財源という区切りがあるという課題を寄付金を募ることで乗り越えようとしたということを聞いて、あれ思ってたんと違う、となった。
ただし、その後都の助成金が降りることになって区の方では「役目を一定果たした」とかで、集まった結構な額の寄付を一般財源に計上しているみたいな話になって、非常に雲行きがおかしい。
最初、まさか防災に計上されていると思っていなくて(福祉や子どもだと思っていた)、質疑希望の挙手をしていなかったのを、やっぱり質疑する!ってなって、ちょうどお昼休み明けに再開だったので事務局に要望して通してもらった。
コラボさんの視察に区長はじめとした男性議員行った時にすごく強い拒否感を示された話、対立が起こって、財務関係で裁判になって、区からの支援が取り下げられたこと、そして今回、区長の見回りの時に暴言を吐かれたという話などなど聞いて、思うところありどうしてもひと言行っておきたかった。区長は「行政への不信感がすごくある」とおっしゃっていたこと。
ちゃんとしたオトナに出会ってこなかったための不信感なんだということ。対立に乗っからないで、本来のこと、困っている子どもたちや女性たちをどう支援していけるだろう、ということに立ち返って支援をして欲しいということを伝えた。
明日は質疑のトップバッターとなる。マイナンバーカードについて質疑予定。
眠い…。
2023年09月29日 00:47