遠方より友来たる。
政策研究会の合宿の合間に大阪に住む友人から連絡あり、結婚式への出席で上京するから久しぶりに食事でも、ということでランチの約束。前回会ったのは選挙の時。事務所に来て電話かけなど手伝ってくれた。
さわいは数年前に実家の青森から再び上京し、しばらくは外資系企業で働いていた。英語で行われた幾つかの面接をなんとかパスして、(最終面接でイギリス人のボスから「なぜ私は君を雇わなくてはいけないんだ?」と質問され「私は約束を守るからです。」と咄嗟に答えたことを思い出すと、今でも緊張感が胸に蘇る。イギリスってさすが怖い国だな、と思ったものだ。)コミッションの営業職に就き働いている間に子宮筋腫と卵巣嚢腫がわかり手術。電話での3回のやり取りで400万〜のサービスを販売すると言うハードな職務内容に、退院後の復帰は難しいと判断して転職。1年持たなかった記憶。
幸いと言うべきかその時営業をかけた先に、ウチに来ませんかと冗談半分で声をかけてくださった企業が3件ほどあり再就職先はそのツテを辿った。そのうちの1件が次に就いたベンチャー企業で、そこで友人と出会った。
入社当初に合意した職務内容と入ってからの状況の変化が重なり、結局その会社にも長くはいなかったのだが、入院前後、社員としてしっかりとした経済的な支援をしていただいたことは今でも感謝している。
その後は正社員を諦めて派遣会社に登録。政治活動に入るまで通信の営業職として5年ほど大手企業に派遣されていた。
同じ会社にいた頃は部署が違っていたこともあり、友人との交流はあまりなかった。
最初の頃の印象は「温度が低いひと」。マイペースでつかみどころがなく、時々連絡をくれて会うのだが、正直なぜ連絡をくれるのかわからなかった。年何度会うか会わないかと言う付き合いが継続する中で、ある時期から彼女の何かが変わったように感じた。温度が上がってきたというか人間らしくなったというか。あれは…、四国八十八か所のお遍路旅をするという話を聞いたあたりだったか…。
ワーキングホリデー制度を使ってフランスに行くことを視野に彼女も会社を辞めたものの、コロナ禍があり一旦断念、以降はリゾートバイトなどで各地を飛び回っていた自由人。今再びフランスに行きたいと計画していると言う。「だから行く前に日本でできることをたくさんしておくんだ。」今度は大相撲を見に行くそうな。
フランスは個人主義の国だと言われる。社会保障が削られるとなったら大規模なデモが起こった国。年齢を重ねた女性が魅力的だとされ、シングルマザーの支援制度がしっかりと整っている。
若ければ若いほどいい、小児性愛者の天国と言われる日本とはそういう意味では真逆で、そういうところもいいなと思って、と彼女が言う。もうずいぶん早くから日本は積むと感じていた、と。
友人から「さわいさーん、コレ、面白いから見てください!」と言われて一緒に見て爆笑した動画。津軽弁のシンデレラ。
訛デレラ(津軽弁 シンデレラ)
方言シリーズならこれも良き。さわいは青森でも南部の出身。方言は地方自治体のチカラを現していると思っている。
【青森・八戸】雪だるまつくろう 八戸弁(南部弁)ver 【アナと雪の女王】
夜はオンラインで「難病者の社会参加を考える議員勉強会」に参加。専門用語やこれまでの政策の背景がわからない初心者なりに、興味深く聞き入った。
自分自身を振り返ってみたときに、まずは心が元気であることがベースだと強い思いを持ったことがある。心が元気であることを支えるのに、今の日本では経済的な余裕ということはほとんど欠かせない課題になっている。
そして社会参加は人間の根源的な欲求だから、心が元気でお金があれば放っておいても何かが生まれていくんだよな。
さわいの頭の中には今、基本の生存権、人権などの権利を徹底的に政治で保障する、という考えがしきりに浮かんでいる。それ以外はできるだけ自由でいいのではないか。
豊かな土壌があればそれぞれの命はそれぞれの場所でその花を様々に咲かせることができるだろう。
久しぶりにお気に入りの動画を視聴。中島先生、れいわ新選組の地方自治体選挙での躍進をこの時(2022/03/17 )既に当たり前のことのように予言していらっしゃる。
れいわ新選組 今後の戦略は!?【山本太郎 in JAZZ LIVE SHOW #4】 ゲスト:政治学者 中島岳志氏
れいわに感銘を受けて泣いた話のとこでいつも共感して、込み上げてしまう。
JAZZ LIVE SHOWのオープニングはドラマの「ホームランド」のイメージと重なってかっこいい。
2023年08月20日 22:04