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神宮外苑訴訟、追加原告人のひとりとして記者会見へ

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目覚ましが鳴った。あ、朝の駅立ちぃ…スヤァ…。ということで。うん。明日からまたガンバるー。(ヘナチョコである。)
9時からのオンラインミーティングにはなんとか間に合った。IDを探してもたついていたらLINEでお知らせしてくださるIさん。ありがたい。

会議が終わったら東京地方裁判所へ。
雨に降られた。暑い夏を一瞬冷ます雨だな。隣接する弁護士会館でお昼ご飯を食べて外に出たら、どんどん強まってザーザー降りとなる。手拭いで雨濡れを拭き拭き、荷物検査を受けて裁判所へ入場した。
たくさんのひとが所内を行き来していらした。明らかに学生さんらしき方々が引率の方から傍聴について説明を受ける様子が見られる。夏休みの課題かなにかなのだろう。

神宮外苑訴訟の追加原告団の記者会見に臨む。早めに到着して1階のロビーで座って待つ。記者クラブはどこかな、と不安に思いつつ案内状を改めて確認、よく読んでみると「みなさんに交代で神宮外苑再開発や裁判に対する思いを語っていただきます。」とある。なぬー!まずいな、なんにも考えてないや。急いで手帳と筆記用具を取り出した。

そのうち近くにそれらしき人々が集まってくる。目の端にとらえて、多分同じ原告団の方々だなー、と思いながら書きつけた短い原稿を読み返していた。そろそろ移動かな、という頃ささっと行って輪に混ざった。「こんにちはー!今日はよろしくお願いいたします。」

神宮外苑再開発 都の工事認可取り消し求める訴訟、さらに101人提訴 原告59人→160人に

2階に記者クラブのお部屋があり、記者さんらの席もだんだんと埋まっていく。定刻通り記者会見スタート。主催者と弁護士さんの説明が終わって、3人の原告団の皆さんが順番に熱い思いを語る。聞き入ってしまった。それぞれの立場でそれぞれの角度で語っておられ、横で聞いていてもうんうん、と深く頷いてしまう。最後にさわいもひと言。時間がないということで後半少し早口になってしまったけれど、日本語の意味は通じたはず(!)

神宮外苑再開発認可取消裁判、追加提訴に関する記者会見

原告団の追加申請は、選挙で当選して議員になる前にしていた。確か年末年始くらいだったか。事務手続き諸々で、訴訟に名前が加わったのが今になったのだった。
確認したら今日のことは、短い記事ではあるが各社取り上げてくださっている。

訴状、その他情報はこちらから
神宮外苑訴訟ホームページ

神宮外苑再開発とは?
 神宮再開発再開発の事業主は三井不動産、明治神宮、伊藤忠商事、独立行政法人日本スポーツ振興センター(JSC)の4者である。これまで事業者が発表している計画は、神宮球場とラグビー場の位置を入れ替えて各々建替え。野球場の上にはホテルが載って高さ60mとなる。ラグビー場は屋根付きとなり、高さ55(PFI事業者計画では45)。伊藤忠ビルは同じ場所で現在の90mから190mに建て替え。西側のエリアに複合棟と称してホテルやオフィスビルが入る185mと80mの超高層ビルが2棟建つ。野球場が計画されている場所にあった明治神宮テニスコートの移転先として、現在軟式野球場となっている絵画館前広場が改変され、高さ15mの屋内練習場もそこに建設される。
 
【計画の問題点】
今回の計画の問題は、
①明治神宮の創建の趣旨のすり替え
②都市計画公園である神宮外苑内に巨大な建築物は建てられないがそれを手続き上可能にした都市計画変更
③ラグビー場と野球場の施設の継続性のためと説明されている2つの施設の位置入れ替えに妥当性があるのか
④神宮外苑の創設時からの庭園計画と樹木を軽視した計画
⑤都市計画変更などが十分住民に周知されていなかった 等である。

(ホームページより抜粋)

***
記者会見でのさわいの訴え
こんにちは、新宿区民のさわいめぐみと申します。
新宿区議会議員をしております。今回初当選をさせていただきました。
私に投票してくださった方には、やっぱり神宮外苑の再開発の反対を表明しておりましたので、それに対する応援という区民の皆様のご意思があったものだと思ってこちらに立たせていただいております。

日本は本当に森の多い国で、私の実家はその中でも非常に森の多い青森県というところなんですが、その青森県出身の私から見ても、神宮外苑の存在というのは決してありふれた風景ではありません。
これは、何も知らない人があの場所に立ったときでも、歴史とか人々の思いが詰まっていることとか、長年大切にされてきたということが感覚的に分かる場所だというふうに私は考えています。

東京って本当に目まぐるしく風景が変わって人々が忙しくしている、そういう都市だと思うんですけれども、その中にああいう神宮外苑という人間の営みとはまた違う時間が流れている空間というのは絶対に必要だというふうに思っています。
そこに在るだけで人々が誇らしく思えるようなそういう場所だと思うんですね。名勝指定の要望が区にも出ていますけれども、本当にそのようにして尊重されるべき場所だと思っています。

その神宮外苑の存在に対して、今回の再開発の内容というのは、何の尊重も尊敬も感じられない、ということが非常に残念だと思っています。

熱狂的な、そして盲目的な経済活動の果てにああいった場所にさえもその手が、魔の手が伸びるということについて、私はすごく深く悲しみを覚えますし、今後の子どもたちの未来に対して憂慮を覚える次第です。

今、こういった再開発の波が全国的に広まっています。伐採がどんどん始まっている。
そのことについても、私たちは今一度立ち止まって、もう一度考え直さなきゃいけない時に来ていると思います。
木を切るのは簡単、でも100年の歴史を作るのは簡単ではありません。人間の営みは地球規模で見たら、本当にほんのひと時の時間、自然というのはそういう時間以上にもっともっと大切なもので、私たちがそれに対して敬意を持って接しなければいけない存在である、というふうに思います。

ありがとうございます。以上です。

***

登庁。植木鉢のお世話。再生の物語はここにもあるよ、と思う。小さな芽が出始めているのを見つけて何度も見る。心の中で賛美の嵐。
議会図書館で特別区職員必携や政治の雑誌を手に取った。地方自治職員になった方へとか、財務のこと、大阪都構想についての記事を見つけ、思わずしばらく読んでいたら、新聞を納めに来られた職員の方より「バックナンバーはこの裏にありますからね、」と話しかけられる。「読むべき資料が(ほんとに本当に!)山積みです。ありがとうございます。」

その他区や事務局が発行している、寄せられたご意見、苦情などの情報をまとめた薄い冊子や、議会改革についての資料などを読んで今日の仕事は終了とした。
帰宅する頃にはすっかり雨上がり。
2023年08月09日 22:35

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