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議員の勉強時間

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アポあり登庁。課からの報告を受けた後、昨日の続きの勉強。

廊下で見知らぬ男性とすれ違う。れいわ新選組 新宿の議員控室は奥まったところにあるので「???」と思いつつ挨拶すると、元議員のかわのさんだった。元議員の集まりがあるとのことで登庁し、挨拶に部屋を訪ねて歩いていたらしかった。
かわのさんは社民党のベテラン議員だった。引退されてしまって一緒にお仕事をさせていただくことは叶わなかった。ひとり会派の質問時間の短縮にどこまでも抗議して夜中まで話し合ったという19期代表者会議の出席者のひとりだと聞いている。さわいが議員になる前に勉強のために傍聴しに行った時に、神宮外苑の伐採問題や放射能汚染土の問題に触れて一般質問をしておられ、強い印象を持っていた。目の前でお目にかかったのは初めて。名刺交換させていただき喜んだ。

議員控室。勉強のためにずっと座っていると辛くなってきて、しまいには立ちながら資料を読んだりする。窓際に資料を置いて読み、時々隣の植木を愛でながら新宿の路地の歩くひとを眺めたりする。浴衣姿の女性がいた。紺色の花模様。紅い帯。

夕方を過ぎてしばらく経つと、警備員の方が見回りにいらっしゃる。近くの控室を開ける鍵のガチャガチャする音で大体「あ、来るな、」と気づくのだけど、今日は突然ノックされてびっくりして「わぁ!」と声に出てしまう。「どうぞー。」と声をかけるとドアの向こうで「あ!お仕事中でいらっしゃいますか!警備員です。失礼しました!」とドアを開けず去って行かれた。

資料に消費税について「広く浅く平等な税負担は理に叶う」という答弁があり目を見張った。新宿区が消費税から得る収入は21.9兆円。もはや手放すことができない金額になっているとあった。※その一方で所得税や住民税を減税している。
消費税は理に叶うと発言した同じ方の口から「消費税は社会保障制度に回していくお題目があり、」とあってちょっと笑ってしまう。”お題目”…。この方はそれが実際とは異なる建前だという意味を込めて”お題目”という言葉を使っている気がした。

国の生活者支援給付の時、足立区は給付対象となる非課税世帯の年間所得を試算し200万円以下であることを調べた。その上で同じ所得層でも給付対象とならなかった課税世帯に対して足立区独自の給付を行なったという。やろうと思えばそんな方法もあるんだなと思った。

新宿区は正社員、正社員の中でも役員として働いている方が多いという特徴がある。女性も他の地区と比べて正社員が多い方なのだという。街頭で出会った高齢者の方から「実際私たち高齢者には結構お金があるのよ、奨学金免除とか、若者たちにもっと支援して欲しいわ、」とこっそり耳打ちされたことがある。
郊外には立派な戸建てが、新宿駅周辺には多くのタワーマンションが立ち並ぶその陰に、段ボールハウスに潜り込んで眠る人々がいる。

お金は、あるところにはありないところにはとことんない。そして通常富裕層は富裕層とだけ付き合いネットワークを広げていくからその現状は「見えない」。見えないものは「ない」のと一緒。見たくないものは見ないで生きていくこともできるのが現代社会だ。

財源の使い方はこの先、どんなまちづくりをしていきたいかということが如実に反映されるものだろう。哲学の先生はそのひとがどんなひとかということを見るには「お金の使い方」を見るといいと言っていた。
先日の生物多様性の勉強会で「自然のいいとこどりだけしたい」というような要望に出会うことがあるがそれは不可能なのだ、という話を思い出す。
行き過ぎた経済至上主義に未来はない。弱肉強食は破滅の道だ。

生物多様性を考えの土台に据えて今後も取り組んでいきたいと思う。ひとを理解しいのちを理解する。それは心の作用なのだと思う。
2023年07月19日 23:41

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