街路樹は問いかける
「街路樹は問いかける」(共著/岩波ブックレット)を読み始めた。内容に沿って近所の街路樹を観察してみる。書籍中に日本の街路樹の特徴として、車道側が切詰め剪定されていることが指摘されていた。所属する環境建設委員会で、過剰に伐採していないかということが問われていたのはこういうことだったのだなと思い返したりする。
森林環境税に対して反対討論を行った時に指摘した「専門家の不在」。予算の使い方のルールにも課題があるだろう。本質的な課題解決は全国一律のルールでは賄えないケースの方が多いだろうと推察する。日本の森林は多様性に満ちていて、都市部と山間部とでニーズはそれぞれ異なるのだから。
神宮外苑の再開発問題で事業者主催の説明会が開かれることとなり、区議会控室にもその知らせが届いていた。対象者が380m圏内と限定的で新宿区住民がほぼ含まれないため、今日共産党会派さんから区長らに抗議の申し入れが行われたらしい。
神宮外苑訴訟団の皆さんは新宿区長に対して説明会を開いて欲しいという要望をハガキで送るアクションを実施していた。
区民の方からも明日申し入れを行うとのこと。
神宮外苑訴訟の情報ページ
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まちづくりに正解はないのだろうけれど、全国20万人以上の署名、こんなにたくさんの方が再開発の計画を見直して伐採をしないで欲しいと強い思いで訴えている。なにが正解なのかわからないことが多い中での、これは明確な要望、声なのだ。
「都市の中の森ではなく、森の中の都市」自然なしに人間の未来はない。
本ばかり読んでうちにこもるいち日。ずっとそうしているとだんだん情報が右から左へ流れていく感覚になってくるので、やはりノートなど取りながら工夫しないとだなーと思う。
2023年07月04日 23:48